子宮動脈塞栓療

子宮筋腫の治療

子宮動脈塞栓療

子宮筋腫の切らない治療法として動脈塞栓療法(UAE)があります。子宮には心臓から流れ込んでくる動脈と心臓へ帰っていく静脈があり、この血液のおかげで酸素や栄養が供給されていますが、筋腫に養分や酸素を送る子宮動脈の血流をコラーゲンのスポンジ細片などで詰まらせて、筋腫を萎縮させようという治療法です。

太腿のつけねを局所麻酔してカテーテルを大腿動脈に挿入するため、目立つ傷痕が残らず癒着もありませんし、再発の可能性も低いと言われています。

レントゲンをみながらカテーテルの先端を子宮動脈まで送り込み,そこで血管を詰めて、 筋腫を縮小させます。

子宮自体にはメスが入らず、手術後は子宮の血流が止まっていたので強い痛みを伴いますが、翌日には退院が出来るので術後の回復が早いというメリットがあります。

筋腫の数や大きさは手術後3ヶ月で約50%まで減少し、1年後には約30%にまで縮小し、過多月経や月経痛、貧血などの症状も軽くなります。

ただし保険がきかないので、全額自己負担で高額なことと、筋腫という摘出物が得られないので病理組織診断がされず、もしも良性の子宮筋腫ではなく悪性の癌であった場合発見が遅れて手遅れとなる危険性があります。

また血流を止めていた事による激痛が、手術直後から持続するため麻薬や鎮痛剤が必要になり、卵巣機能の低下が起こる可能性があるというデメリットがあります。

また手術はレントゲン透視下に行われるので、放射線に長時間さらされている事もよくないとされています。また肥大化した筋腫にはあまり効果が得られません。

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